ここではO脚の構造的なお話しをします。ちょっと難しいかもしれませんが、よくお読み下さい。
膝関節は、屈曲/伸展で同時にわずかに回転が伴います。
大腿骨の内側顆の半径が外側顆の半径よりも小さいです。
理解しやすいように2つの大腿骨顆を先端の切断した円錐に例え、大腿骨幹の前面に設定した小さな立方体に指標点が備わるとして観察してみます。
(左図) 屈曲では大腿骨外側顆は内側顆よりも後方に回転して、指標点が外方に向く結果、大腿骨の外旋が強調します。 O脚で反張膝の人は、膝が過伸展した時に更に大腿骨内旋がひどくなっていきます。

距骨の凸状である表面は、凹状をした踵骨前方で関節を形成する。そして凹状である距骨後方は、凸状面を形成する踵骨後方部と面します。

距骨と踵骨が形成する関節面(関節面が点線で描いてある)の長軸と足根洞(中央の線)が、内前方に位置します。

距骨下関節は2方向に対して限定した可動性を備え持つ。

右踵骨後面
●外転
踵は内方、爪先が外方に動く。
距骨は内方に向く。
●内転
踵が外方、爪先が内方に動く。
距骨は外方に向く。

足の外転と内転は、足先が正中矢状面に対して両側に移動する動きである。

右距骨・踵骨
足関節はヘンケ軸と
呼ばれる軸を基に動く。
ヘンケ軸は踵骨隆起の後外方から前上内方に走行して、距骨頚内方を通り抜ける。
内反・外反と呼ばれる動きは
ヘンケ軸を起点に行われる。

外反足になると下腿骨・大腿骨が内旋され 更にO脚がひどくなる。
外反は外転と背屈が混合した、足底から正中矢状面から離れる動きである。
内反は内転と底屈が混合した、
足底が正中矢状面に近づく動きである。
O脚の足関節は捻れている O脚の人は、大腿骨・下腿骨が内旋転位する為、内転している足先を外転させて前方に向け、足関節が捻れた状態で歩行する。
足関節が下腿骨内旋位、足先外転位で底背屈した場合、ヘンケ軸を基点として動く関節に遊びが無くなり、歩くたびに下腿骨が内旋される。 つまり大腿骨が内旋される。
外反・扁平足になると距骨が内下方に落ち込む為、下腿骨が内側に捻じられ、更にヘンケ軸に遊びが無くなり、下腿骨が内旋されO脚がひどくなります。
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