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自分で出来る「生活習慣の改善O脚矯正」
O脚の殆どが長年による生活習慣が原因と言われています。生活習慣の改善でO脚はある程度、改善されると考えています。
例えば日常での立ち方、座り方や靴などです。少し意識を高めるだけでご自分でもある程度のO脚改善が望めます。
まずは、整体やO脚矯正グッズを試される前に是非、試してください。
立ち方
下の写真の左側を見て頂くと太もも・ヒザ・スネにかけて脚が内側に捻じれているのが分かると思います。
下の写真の右側はO脚を改善する為の正しい立ち方です。
(1)お尻に力を入れる
(2)ヒザを外側に捻る
(3)つま先を揃える
これが基本の立ち姿勢になります。電車を待っているときや、台所で料理をしている時等に下の写真の基本の立ち方を意識してください。
慣れてきたら、この姿勢で歩く事も出来ます。(参照・②日常の歩き方でもO脚の悪化は防げる)
※下の写真の左側はO脚の骨格です。右側はO脚を改善する為の正しい立ち方です。
最初はお尻や足の付け根付近の筋量が少ない為、筋肉痛になることもありますが慣れてくるとだんだん筋肉がついてきて、今より改善が見込めます。
意識するだけで嬉しい効果のおしりのヒップアップも望めます。
日常の歩き方でもO脚の悪化は防げる
※やってはいけない歩き方
・内股歩き
・脚の間を開けて歩く
・外股歩き(がに股)
この様な歩き方は、O脚になりやすい生活習慣なので注意して下さい。
また、ハイヒール等のかかとの高い靴もO脚を悪化させますので出来るだけ履かないようにして下さい。
※正しい歩き方
おしりに力を入れて(基本の立ち方)つま先を正面に向けてかかとから着地する歩き方です。
Bかかとから着地する
Cつま先を正面に向ける
少しずつでも、脚に負担をかけない努力も必要です。オシャレをしたいけどO脚を治したい方へのアドバイスとしては、ハイヒール等のかかとの高い靴はO脚を悪化させる原因となります。
仕事で必要な方は職場にハイヒールを置いておいて、会社に着いてから履き替えるのもひとつの方法です。ハイヒール等を履く機会が多いい方は正しい歩き方をマスターする事でO脚の悪化を防ぐ事ができます。
O脚の方は脚がむくみやすい傾向があります。 ハイヒールを履いた後は特に脚がむくみますので、脚を入念にマッサージして あげるなど脚へのケアも怠らないようにしましょう。
座り方
※やってはいけない座り方
・椅子に座って、脚を組む
・床でのペチャンコ座り
・床での横座り(おネエサン座り)
O脚を悪化させる座り方ですが、この中でも最もやってはいけないのがペチャンコ座りです。絶対にやめてください。
そして椅子に座って脚を組んだりすると骨盤のゆがみにも繋がりますので注意して下さい。
※正しい座り方
床に座る際、正座で座る場合は膝の間はこぶし1個分、足先はそろえます。
椅子に座る場合は、かかとと親指の付け根、膝をくっつけ、つま先と膝を正面に向けて座ります。
自宅でできるO脚に効くストレッチ
①あぐらの体勢で足の裏をくっつけて前屈
硬くなった股関節をほぐす為のストレッチです。足の裏をくっつけた状態でできるだけ、かかとを恥骨のほうにひいて(写真)前屈します。内ももの筋肉(内転筋)がのびているのを意識してください。
②開脚
お相撲さんや柔道・体操選手等がやっている開脚運動はとても効果的です。 開脚は股関節の位置を正常の位置に戻す効果があります。
開脚は、最初は足が開かずに痛いと思います。無理せず片足ずつから始めて下さい。
慣れてきたら、自分の胸を床につけるくらいの気持ちで頑張りましょう。
お相撲さんみたいに股割りをする必要はありませんが、最初のうちは開脚の状態で正面から引っ張ってもらい、サポートしてもらうとクセがつきやすいです。
また、股関節や骨盤周りの筋肉は毎日必ず使う部分なので開脚で柔らかくしておけば、怪我をしにくくなる効果もありますので、是非おススメします。
O脚改善グッズで本当に効果はあるのか?
雑誌やネットショップで沢山のO脚改善グッズが販売されています。
ただ本当に効果があるのかは疑問です。私達(プロの整体師)から見ても効果が高いと感じるのはごく一部の商品で、ほとんどが、O脚の原因、骨格の構造を考えないで作り上げた商品だと考えられます。
その中でも、知らず知らずのうちに逆にO脚を悪化させてしまう物もあります。 O脚の原因は大部分が生活習慣です。生活習慣を改善する事で、O脚も今以上に悪化せず、改善方向に向かいます。
O脚を商品に頼って治すのではなく、まずは、体操や立ち方・歩き方・座り方等の意識からの改善のほうが効果は高いのはないでしょうか・・・