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赤ちゃんの便秘の原因と解消法
ママさんが子育てをしていて誰でも一度は経験をするのが赤ちゃんの便秘ではないでしょうか?
赤ちゃんの成長やミルクや離乳食などの食べものによりうんちに変化が出たり回数も減ったりして、便秘かな?と心配になるママさんもいらっしゃると思います。
ミルクや離乳食などの消化に良いもの食べているので便秘になるとは考えられないかもしれませんが、実はミルクや離乳食、また月齢によって原因が違ってきます。
また、便秘かどうかの判断は何日間出ていないなどの期間だけで判断するのではなく、赤ちゃんが機嫌良く過ごしているかどうかも判断のポイントになります。
では、赤ちゃんのウンチの特徴は?
赤ちゃんのウンチの特徴は母乳を飲んでいるか、ミルクを飲んでいるかで違いがあるのです。
母乳を飲んでいる赤ちゃんのウンチは臭いが少なく、少し酸味の感じる臭いがしますが、軟便で割と便秘になりにくいと言われています。
一方、ミルクを飲んでいる赤ちゃんは母乳を飲んでいる赤ちゃんよりもウンチの回数が少なくて硬めなので、完全ミルクで育っている赤ちゃんは消化に時間がかかるので便秘がちになることもあります。
便秘かな?と思った時の症状は?
赤ちゃんの成長とともにウンチの回数が減っていくので『便秘かな?』と心配になる事もあると思います。
母乳・ミルクや離乳食などと食べ物だけでなく月齢によっても原因が異なります。
では、赤ちゃんの便秘の症状と月齢ごとの原因はどんなものなのでしょうか。
赤ちゃんの便秘の症状の例
● うんちが少量しか出ず、硬い
● 3~5日以上うんちが出ない
● ミルクやご飯を食べてもすぐもどしてしまう
● 食欲がない
● お腹がパンパンにはって、ぽっこりしている
など…
ではなぜ便秘になるのでしょうか。
月齢別の原因
新生児期・生後1~4ヶ月の赤ちゃんの便秘の原因
原因は排便ペースの変化
生後1~4ヶ月の赤ちゃんの便秘は、腸の発達の影響や、授乳やミルクの回数の変化によるものが多く便秘というよりはむしろ排便のペースの変化だといわれます。ただ、まれに母乳やミルクの量が足りなかったり、完全ミルクで育てている赤ちゃんは消化に時間がかかり便秘がちになる事もあります。そういった場合は医師や保健師に相談して、ミルクの量を調節してはいかがでしょうか。
生後5ヶ月~8ヶ月の赤ちゃんの便秘の原因
一般的に生後5ヶ月頃から離乳食がはじまりますので、食生活の変化にともない腸内細菌にも変化がおこります。この頃から赤ちゃんの腸内で便がためられるようになっていきますので新生児期・乳児期にくらべてウンチの回数が減っていきます。
また、この時期になると母乳やミルクを飲む回数が減るのでウンチの水分量が不足するため、便秘を起こしやすくなります。離乳食の他に母乳や薄めたミルク、白湯や麦茶などで水分補給をしてあげると良いでしょう。
便通をよくするヨーグルトなどの乳酸菌を多くふくむ食品や果物ペーストなどをあげるのも効果的です。
3~4日に1度、スムーズにウンチが出ているようであれば心配する必要はありませんが、排便の際に苦しそうでないか、ウンチが硬くないかなどをチェックしていくとよろしいでしょう。
生後9ヶ月~11ヶ月の赤ちゃんの便秘の原因
このころの便秘は食事が原因となることがほとんどでしょう。
この頃になりますと食べた物の量や内容の影響が出やすい時期になります。食物繊維が足りなかったり、食べる量が多くても水分が不足していれば便が固くなって便秘になりやすくなってしまいます。
対策は?どうしたらいい?
離乳食に食物繊維を多く含んだ、さつまいもや海藻、リンゴや柑橘系の果物や野菜などを多く取り入れたり、ヨーグルトなどの乳酸菌も摂取させるようにしましょう。
母乳や薄めたミルク、白湯や麦茶などで水分補給をしてあげるようにしましょう。
1:夜の就寝時間を決めて自律神経を整える。
2:綿棒浣腸(綿棒にベビーオイルをたっぷりとつけて綿棒の頭1cmほど肛門にいれ、10秒ほどゆっくり回す)
3:『の』の字マッサージ・・・おへそを中心に時計まわりにゆっくりと『の』の字を書くようにお腹をマッサージ。
4:適度な運動・・・両足を持って左右交互に前後に動かす。腹ばいにする。
などがあります。
毎日の便のチェックを心がけましょう
赤ちゃんの便秘には色々な原因があります。原因や時期によって対策も違ってきますので日頃から赤ちゃんの便をチェックし対処していきたいですね。
赤ちゃんにとって便は身体のバロメーターと言っても過言ではありません。色や臭い、柔らかさや硬さをチェックするようにしましょう。
そして、色々と試してもそれでも便秘が続く場合は病院にいって相談するようにしましょう。