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マタニティママ整体 2017/07/24

安産に必要な3つの条件


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できれば安産で出産したい!と、あかちゃんを授かったママの誰もが思うことですよね。

安産とは「正常な陣痛を伴いながら、母子ともに健康で安全に出産することです。

この項目では、安産に必要な3つの条件を説明するとともに、当院で行うマタニティ整体の施術を紹介していきます。

この項目の要点

妊娠中も骨盤を引き締めておく

・内臓下垂を防ぐことでママの不快症状を改善する。

・産道への圧迫が無くなり、出産が楽になる。

・赤ちゃんの育つスペースを広く保てる。

股関節を柔らかくすること

・出産時に恥骨結合と仙腸関節が開きやすくなる。

陣痛に備えて排便リズムを整える

・排便と陣痛は共通の神経を使用している。

・便秘の人は陣痛が正常におこらない可能性がある。

・排便法をマスターすれば出産のイメージトレーニングになる。

その1 妊娠中も骨盤を引き締める!

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妊娠中に骨盤はどうなっているの?

妊娠と同時にホルモンの影響で出産に向けて骨盤の靭帯が緩んできます。

骨盤が緩むということは、狭い産道を少しでも広げようとするママ側に備わった生理的な現象なのです。

出産するために必要なことですが、中には骨盤が緩みすぎているママがいます。

緩みすぎるとどうなるの?

骨盤は内臓を支える器であり、背骨を支える土台です。

特に妊娠中はお腹が大きくなるので、骨盤の緩みによって内臓を支えきれなくなり、内臓下垂等の様々なトラブルを引き起こします。

例えば、尿漏れ、頻尿、便秘、むくみ、お腹が張りやすい等です。

また背骨も支えが安定しなくなるので肩こり、頭痛、腰痛等姿勢の影響による体の不調も出てきます。

ママの体調によっては、骨盤が緩みすぎるとお腹の赤ちゃんにも影響があります。

プレママ画像-01ママのお腹の中は上の方が広く下の方がせまい特徴があります。

子宮が下がりすぎると、赤ちゃんは窮屈になって辛いのです。

産道は体の横から見ると「くの字」になっており、産道への圧迫は「くの字」が鋭角になって赤ちゃんが出にくくなり、難産の可能性が高くなってしまいます。

尾頭橋整体院のプレママ整体では骨盤を引き締め子宮の位置を高くしていきます。

脚を持ち上げながら骨盤に圧を加えることで仙腸関節を圧着させるテクニックです。

ホルモンバランスの影響で緩んだ骨盤を引き締めていきます。

%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%9e%e3%83%9e3下がったお腹を持ち上げて、子宮を高い位置にしていきます。

加える圧はソフトでママと赤ちゃんに負担はかかりません。

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その2 股関節を柔らかくすること

プレママ画像ー03赤ちゃんは骨盤の下側の骨盤輪と呼ばれる輪を通って出てきます。

骨盤の背面側に仙腸関節、前側に恥骨結合があり、出産時にこれらが少しずつ開いて骨盤輪の内径を大きくします。

この骨盤輪の広がり具合を左右するのが股関節の柔軟性です。

下図の筋肉が内転筋群と呼ばれるもので、この筋肉が固いと恥骨が開きにくくなります。

同時に股関節の可動域の減少によって連動している仙腸関節まで固くなってしまうのです。

内転筋群床にあぐらで座って足の裏をくっつけてみてください。

どちらかの膝が上がっていると、股関節の柔軟性が低い証拠です。

股関節の柔軟性が少ないと仙腸関節、恥骨結合が開きにくくなりますので骨盤輪をしっかり開くためには股関節をストレッチをしたり、ウォーキングをする等、股関節の柔軟性をつける必要があります。

334d32f4a672137d58088dd45bfb0602_s尾頭橋整体院のマタニティ整体では股関節を柔らかくしていきます。

股関節を柔らかくするために内転筋群を独自の方法で緩めていきます。

このテクニックは筋肉の揉みほぐしでは無く、筋肉の位置を正しい位置に戻すことで柔軟性をつけていきます。

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その3 陣痛に備えて排便リズムを整える

陣痛は「鼻の穴からスイカ」という言葉を連想される方もいらっしゃるかと思います。

それほどママにとって大変な陣痛ですが、そもそも陣痛はなぜ起きるのでしょうか。

陣痛は、例えるなら赤ちゃんを出産するための強力な原動力です。

臨月ぐらいに始まり、赤ちゃんが骨盤に降りてくると子宮口が伸ばされ子宮筋が収縮し、ママは強い痛みを感じます。

これが陣痛であり、この働きによって赤ちゃんが生まれてきます。

「お腹を痛めて生んだ大切なわが子」と言われるくらい無事に生まれてきてもらうために、ママの身体は必死に頑張っているのです。

陣痛はつらいものですが、陣痛がなければ赤ちゃんは生まれることができません。

プレママ画像-01※陣痛は子宮筋を収縮させる反応であり、この反応を起こす神経のことを骨盤内臓神経と言います。

骨盤内臓神経は決して陣痛専用の神経ではありません。

実は排便時の蠕動(ぜんどう)運動もこの神経が反応させます。

「あー出るぅ」という感覚は骨盤内臓神経のはたらきによるもの。

つまり、陣痛と排便は同じ神経で行われているのです。

もし骨盤内臓神経が陣痛専用の神経であれば出産時以外は生涯使用することの無い神経になってしまい、正常に作用しないかもしれません。

正常な陣痛のために今からできること

普段から便秘がちの人の中に「あー出るぅ」といった催す感覚を感じない方がいます。

このような人は骨盤内臓神経があまり使われていないことになり、出産時に陣痛が起きない、もしくは強烈な痛みになることがあります。

骨盤内臓神経を促通させるためにも便秘を解消しておかなければいけません。

さらに排便を正しく行えば出産時のイメージがつかめます。

そのために今からできることは、

1 便秘を解消しましょう。
2 正しい排便法をマスターして出産のイメージトレーニングをしておきましょう。

陣痛に備える正しい排便法はコレ!

1 朝起きたら水を300ccほど飲みます。起きてすぐの胃は空っぽですから、水は腸の奥まで届くので便を柔らかくすることが目的です。

2 朝食後はトイレに行きましょう。食後は胃直腸反射が働くので必ず行きましょう。

3 トイレに座ったら姿勢を伸ばしてください。背中が丸いと腸も折れ曲がりうまく排便が出来ません。産道も曲がってしまいます。

4 少し出そうな感じになったらまだ腹圧をかけないでください。逆に息を止めてお腹をへこませましょう。下がってきた便を再び大腸の奥へ押し上げます。

5 息をフーっと吐いてお腹を膨らませてリラックスします。お腹を膨らませると大腸が拡張して便が降りてきます。

6 ここで排便をこらえて再びお腹をへこませて便を押し上げます。そして5番のように息を吐きながらお腹を膨らませます。便を腸の中で上下させて「すべり」をつけるのです。

7 この呼吸を繰り返し、便が出そうになったら息を吐いて腸を拡張させながら排便しましょう。息を止めて腹圧をかけてはダメです。便がすっきり出なくなってしまいます。

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