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マタニティママ整体 2019/04/05

骨盤の開き過ぎにはご注意!

骨盤の開き過ぎにはご注意!

お母さんのおなかの中で赤ちゃんを授かって、妊娠が成立した時点から体中の関節や骨盤を柔らかくする命令を、ホルモンが出し始めます。

そのホルモンの作用でお母さんの身体は優しくふくよかになり始め、骨盤は柔らかくなっていき開きやすくなります。

開きやすい骨盤ですが、臨月(36週)頃~出産の時にだけ開いて欲しいもので、出産時以外はできるだけ開いている必要はありません。

骨盤が妊娠前から広がっていると、内臓下垂等を引き起こす原因となり、背骨も歪ませてしまいます。

背骨の歪みは肩こり、頭痛、腰痛の原因になり、お腹の重みが加わり症状を加速させます。

内臓下垂はママの不快症状だけでなく、産道を歪ませ出産を困難にしてしまいます。

そして最も重要なことですが、赤ちゃんがママのお腹の下の方に押し込められて、とても窮屈になっているということです。

安産になる人・ならない人

見た目でわかる!安産になりやすい人

通院中の病院で色んな妊娠ママを見ると思いますが、姿勢の良いママと、姿勢が崩れてしまったママがいます。

姿勢の良さと比例して安産に関係していきます。116863

姿勢の良いママは、お腹の膨らみが上の方にあります。

子宮が高い位置にあるので、赤ちゃんは広々としたスペースが確保されており、産道の圧迫もなく不快症状も少ない良い状態です。※もちろん不快症状がある人もいます。

姿勢の崩れてしまったママは、お腹の膨らみが下の方にあります。

子宮が下がっており赤ちゃんは狭い下の方に押し込まれているので窮屈です。

内臓下垂による産道の圧迫があるので、出産時赤ちゃんが出るのが大変です。

重たいお腹が下がりすぎて腰にも負担がきてしまいます。

骨盤はキレイに整っている方が出産時にきちんと開く。

骨盤はキレイに整っている方が内臓、骨格、お腹の赤ちゃんがきちんと支えられるのでメリットがたくさんあります。

妊娠中の身体は靭帯が緩んできます。靭帯が緩めば骨盤が開いてくるものですが、開きやすい状態で日常生活を過ごして、必要以上に開いてしまうのも事実です。

必要以上に開くと、内臓下垂、骨格の歪みが起こり、妊娠中に骨盤が開いていると出産時にかえって開きにくくなります。

キレイに整って締まっているのが正常な骨盤です。キレイに整い締まっている方が出産時にも問題なく骨盤が開いてくれるのです。

すぐできる!妊娠中に骨盤を引き締める簡単な方法

骨盤ベルトを巻いておきましょう。

産後と同じ様に骨盤ベルトを巻いておくことで骨盤が引き締まります。

巻く位置は恥骨のやや上、おへそからこぶし2つ分程度下に巻いてください。

巻く時期は安定期~を目安に、日中にはなるべく着けて、睡眠時は外しましょう。

骨盤ベルトを巻いた状態でエクササイズ

フラフープを回すように腰を回してください。

右に1分回したら左に1分で1セットです。

毎日空き時間を利用して最低でも1セット、できれば何回かに分けて一日5セットやりましょう。