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腰痛の原因、反り腰に効果的なストレッチ
①腰部分の脊柱起立筋を伸ばす
まず、仰向けになり膝を抱えます。そこからゆっくりと顔を膝に近づける様に腰・背中を丸めましょう。
その状態で10秒間キープします。そして、一度力を抜いて最初に膝を抱えた状態に戻ります。
この動作を10回繰り返しましょう。
反り腰の人は、腰の関節同士がぎゅっと詰まった状態にありますから、ここを伸ばすだけで、その場で非常に楽になります。
②腸腰筋を伸ばす
両膝立ちの状態から片方の脚を前に出し、反対の脚を出来るだけ後ろに引きます。
その状態からおへそを前に突き出し、体重を前にかけていきます。
この時、上体が前に倒れない様に気を付けましょう。
後ろの脚の股関節あたりに伸びを感じたらその状態で30秒間キープします。
反対側も脚を入れ替えて同様にストレッチを行ないます。
左右交互に、3セットずつ行いましょう。
腸腰筋は、背骨から骨盤を通り、太ももの骨までを結ぶ、「姿勢の影の立役者」のような筋肉です。
反り腰の場合、腸腰筋は常に不自然に引っ張られ、がちがちに硬くなっているので、しっかりストレッチをして伸ばしましょう。
普段はほとんど行わない動作なので、腸腰筋が硬い人ほど「伸びにくい」と感じるはずです。
《無理せず徐々に回数を増やして継続》
キツイ場合は、時間や回数を調節して無理せず続けるようにしてください。
いずれのストレッチも、腰痛があるときは無理をしないことが大切です。
ゆっくりと一定のリズムで行い、身体が力まない様に、深呼吸を続けながら行ってください。
ストレッチは、腰痛が軽くなったからといって止めてはいけません。
筋肉のバランスが崩れれば、また元に戻ってしまいます。きちんと、予防として続けていくことが大切です。
※ストレッチを行う際は、フローリングなどの硬い床は避けて、絨毯や布団の上など体を痛めない場所で行ってください。
※ストレッチををやってみて痛みが出た場合は、速やかに中止してください。