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整体(骨格・骨盤矯正) 2019/05/05

痛みがある場合は冷やすの?温めるの?

腰や首・肩など何処かを痛めた時、皆さんは冷やしていますか?温めていますか?

間違った対処をしてしまうと悪化してしまったり、さらに痛みが増してしまうなんてことも・・・

実は、冷やすか、温めるかは簡単に見分けることができます!!

見分け方

痛めた場合は、急性では冷やし、慢性では温めるのが基本です。

急性の痛み(痛めたタイミングが明確なもの)

痛みが出た直後などの急性の場合は、痛みも強く、また患部に炎症反応が起こって熱を持っているので、冷やしてください。

例:ギックリ腰・捻挫・打撲など

炎症反応で熱を持っているので、温めるのは逆効果で、炎症反応を助長してしまいます。

この時期に必要なのは炎症を抑制することなので、出来るだけ安静にし、患部の発熱を抑えること、つまり冷やすことが重要なのです。

※お風呂に入る場合は、湯船に浸からず軽めにシャワーで済ませましょう。

※急性の痛みは、炎症が治まったら、その後は温めてあげましょう!!

炎症反応は、だいたい発症から2~3日で治まります。

痛みが急激に出てから2~3日くらいは、患部を冷やして、炎症反応が治まり痛みが和らいだら、次は温めてあげると治りも早くなります。

急激に痛みが強くなった時、出来るだけ安静にして冷やし、その後痛みが和らいだら温めると覚えておきましょう。

慢性の痛み(痛めたタイミングは明確でないもの)

痛みが長期間に及んで慢性化している場合は、冷やすと血流が悪くなって症状が悪化してしまうので、温めてください。

例:肩こり、腰痛など慢性的に痛みがあるもの

慢性の痛みは、患部が疲労して、筋肉が硬くなり血流が悪くなっています。
その結果、重だるいような痛みが出てしまうのです。

なので、この時期には温めて血流を改善させてあげる事が必要なのです。

簡単な見分け方

急性か慢性かよく分からないという方は、患部を自分で触ってみて下さい。

痛くない部位よりも患部が、熱く感じる場合は炎症反応しているので、急性と判断出来ます。

ポイントは急に痛くなり、腫れて、熱を持つことです。

この場合は冷やして下さい。

逆に冷たく感じたり、あまり差がない場合は慢性なので温めるとよいでしょう。

どうすればいいの?

冷やす方法

冷やす場合は、アイシングが有効です。

〈アイシングの方法〉
ビニール袋などに氷を入れて、袋の中の空気を抜き取り氷袋を作ります。(氷のう・アイシングバッグがあればそちらを使ってください)

患部にフィットさせるように当て約20分冷やします。(目安としては、患部の感覚がなくなるぐらいです。)

患部の感覚がなくなったら、氷袋を外し約40分待ちます。すると、感覚が回復し痛みが戻ってくるので再度冷やしましょう。

これを60分周期で繰り返し行って下さい。


※冷やしすぎは、凍傷になる可能性があるので注意しましょう。
※睡眠中は、凍傷を避けるため冷湿布などを使いましょう。
※冷やし続けても、痛みが緩和されない場合や痛みが増すようなら中止してください。

発症してから約48時間を目安に、強烈な痛みが和らいできたら冷やすことをやめても良いでしょう。

温める方法

入浴や40℃前後の蒸しタオルなどで温めるのが効果的です。

しっかり湯船に浸かって温めれば、血流が良くなり、筋肉もほぐれ、痛みが軽減します。

温めると言うよりは、冷やさないようにすることが最も重要です!!

※急性の場合も、患部の腫れが治まって触ってみて熱を持っていないようなら、湯船に浸かっても大丈夫です。

炎症がなくなってからは、温めた方が治りも早くなるので積極的に湯船に浸かるようにしましょう。

※温めることににより、痛みが増したり・患部が腫れるようでしたら、まだ冷やした方が良いです。