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産後骨盤矯正 2019/06/03

骨盤底筋はケアしてますか?

そもそも骨盤底筋って?

骨盤の底部にハンモックのような状態で位置し、子宮や膀胱および腸などの内部臓器を支える役割を果たす複数の筋肉(骨格筋)で、それらを骨盤底筋群と総称されます。

膀胱や尿道および膣、肛門を引き締め、排尿、排便のコントロールをし尿漏れや便漏れを予防する役割を果たしています。

骨盤底筋が緩むと膀胱や尿道、肛門を引き締めることができなくなり、尿漏れ(失禁)や頻尿などがおこります。
また、腰痛や生理痛を伴うこともあります。

骨盤底筋が緩む原因

出産によって骨盤底に大きな負荷がかかり、臓器を支えている骨盤底筋群が伸びたり断裂したりしますが、他にも加齢による筋肉の衰えや肥満や運動不足による筋力不足によって伸びたり緩んだり。
また、腹筋を鍛えることによる腹圧をかける動作も骨盤底筋群を緩ませる原因と言われてます。

骨盤底筋群のケアがなぜ重要なのか

骨盤底筋群は女性の生殖器を支える大切な部分です。
ケアをしないと緩みやすく、悪化すると子宮や膀胱が外に押し出され骨盤臓器脱につながり、さまざまなトラブルを引き起こしていきます。

膀胱や子宮、直腸などが下がらないように支える

骨盤の真下に骨はないので、骨盤底筋群は膀胱や子宮、直腸といった内臓が下がらないよう、下からハンモックのように支えています。
ですので、その骨盤底筋群が緩んでしまうと膀胱や子宮、直腸といった内臓が下がってしまいます。
また、骨盤底筋と姿勢は密接な関係があると言われています。骨盤底筋群が緩むと姿勢は崩れて、お腹のたるみにもつながります。

排泄をコントロールする

盤底筋群が閉まることで便や尿は中にとどまり、緩めることによって外に排出されます。

骨盤底筋群が十分に機能しなくなると、尿漏れや頻尿になるのはそのためです。

さらに悪化すると、骨盤の中の臓器が外に押し出される骨盤臓器脱になり、排便・排尿障害のほか、股のあいだの異物感・不快感などに悩まされるようになります。

早めのケアで骨盤底筋群を守りましょう!

まず言えるのは、自然な回復は残念ながら見込めません。

骨盤底筋を整えるにあたり、器となる骨盤の矯正が最重要となります。

先に述べたように産後の尿漏れの原因や様々なトラブルは産後の骨盤の開きによる骨盤底筋の緩みにあります。

当院は開いた骨盤を一刻も早く閉めて骨盤を正しい位置に矯正することが一番と考えます。

骨盤の歪みを矯正し、骨盤の開きを閉めて骨盤底筋群が正常に機能するよう整えていきます。

骨盤底筋群は、女性の泌尿器関連に関わる部位であり、女性の美しく健康な一生に欠かせない存在です。

骨盤底筋群の衰えには、早めのケアが大切です。