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整体(骨格・骨盤矯正) 2022/07/10

クーラーでの冷えすぎで体調不良!?

こんにちは!!名古屋市天白区焼山にある、尾頭橋整体院 天白植田院 院長の藤田です。

毎日、蒸し暑い日が続いていますね。

夏にクーラーを使わないご家庭は、ほとんどいないと思います。
熱中症対策の為にも、使うことは推奨されていますよね。

しかし、熱中症対策の為にクーラーを使うのは大事なことですが、冷房が強く効いた部屋に長時間いると色々な不調が出やすくなってしまうのです。

今回は、夏のエアコンとの上手な付き合い方について書いていこうと思います。

クーラーで自律神経が乱れる?

目安として外との温度差が5度以上になると気温の変化についていけず、自律神経のバランスを崩しやすくなると言われています。

クーラーでの冷えすぎが原因で自律神経が乱れて出る症状の事を、クーラー病(冷房病)と呼ばれています。

クーラー病の主な症状

・疲れやすく体がだるい(倦怠感)
・頭痛
・肩こり、腰痛
・手足、腰周りの冷え
・しびれ
・食欲不振
・腹痛、下痢
・神経痛
・不眠

人の体は冷やして良いことは基本的にはありません。

冷えれば血流が悪くなり、上記のような様々な症状が出やすくなります。

暑いからといって体を冷やし過ぎないように注意が必要ですが、かといって冷房なしで真夏の猛暑を乗り切れるわけもありませんよね。

クーラー病(冷房病)の対策

クーラー病の対策には、エアコンの使い方大事になってきます。

さらに、服装での体温調節や体温を上げやすい食事や運動など毎日の生活習慣を見直す事も大切です。

エアコンの上手な使い方

夏の室内温度の目安は26~28℃が推奨されていますよね?

人によって体感温度は違いますが、目安としては外気温の-3~4℃を設定温度にすると身体が冷えすぎる事はありません。

しかし外気温35℃以上の場合などは、設定温度が30℃以上になってしまいます・・・。

これは厳しいので、室内温度28℃を目安にしてしっかり除湿をしてあげると身体の負担が少なくて済みます。

よく間違えられているのですが、エアコンの【設定温度を28度】にするのでは無く、【室内温度を28度】にしてあげてくださいね。

エアコンの効き具合は、湿度や日当たりの良さなどで、変わってしまうので室温を気にしてあげましょう!!

また、エアコンの風に直接当たると体温が急速に奪われてしまいます。

風向きをコントロールして吹き出す冷気に当たらないように気を付けましょう。

夜寝る時のクーラーの使い方も気をつけましょう

暑さで途中で起きて睡眠不足になってしまうという方は、設定温度を高め(28度を目安に調整)に設定し、朝までエアコンをかけて寝ましょう。

28度では暑くて寝られないので低い温度にしたい場合は、朝までエアコンをかけていると冷え過ぎてしまうので、タイマーを使いましょう。

3時間~4時間半で切れるように設定すると、睡眠サイクルを阻害しないので良いですよ。

エアコンを使う場合は、乾燥しないようにコップ1杯の水を飲んでから寝ることをオススメします。

また、お腹が冷えるとクーラー病になりやすくなるので、どれだけ暑くてもお腹にだけは、タオルケットをかけたり、腹巻をしたり、シャツをズボンにいれるなど、お腹を冷やさないように工夫して冷えないように守ってあげましょう。

服装も工夫しましょう

電車やオフィスなど、クーラーの温度や風向きを自由に設定できない場面もあると思います。

そういった場所では、服装を工夫してクーラー病の予防しましょう。

カーディガンやストールなどの上着を使って冷たい空気が直接当たらないように身を守って下さい。

さらに、エアコンの冷気は足元にたまりやすいので、厚手のハイソックスや冷えが強い場合はズボンの下にレッグウォーマーを付けるのも良いです。

また、冷えから胃腸障害を起こす人が多いのと、腹部を温めると全身の温度も上がりやすくなると言う点から、腹巻もオススメです!!

腹巻は腰周りの冷えも防ぐので腰痛や神経痛の予防にもなります。

最近は外からは分かりにくい薄手のタイプの腹巻もあるので使ってみて下さい。

食事も気を付けましょう

夏場は冷たい食べ物・飲み物を多く取るようになります。

胃は自律神経の影響にとても敏感な臓器なので、冷えると消化能力が著しく低下してしまいます。

その結果、食欲不振で、全体的に体力が落ちてしまい自律神経が乱れやすくなってしまいます。

クーラー病を予防するには、体の芯(中心部)を冷やさないことが大切です。

なので、積極的に体を温める食べ物を取るようにしましょう。

体を温める代表的な食べ物

・生姜
・ネギ
・ニンニク
・人参
・ゴボウ
・玉ねぎ

など…他にもまだまだ多くあります。

また、トウガラシやコショウなどの香辛料にも、体を温める効果があります。
たまには、辛いものを食べるのも良いかもしれませんよ。


食欲がないからと言って、冷たいものを食べると胃腸を冷えてしまいかえって体調を崩す原因になります。

また、忙しいなどの理由で食事を抜くとカロリー不足から体が冷えやすくなります。

体を温める食材の入った温かい食べ物や飲み物を少しでも摂取するように心がけましょう。

積極的に運動もしましょう

運動をしている人は心肺機能が高く筋肉量が多いので、全身の血流が良く、温度変化があってもクーラー病になりにくいです。

運動をしていない人はその逆で、クーラー病になってしまうリスクが高いです。

なので、血流循環を良くするためにウォーキングやランニング・スイミングなどの有酸素運動をしてあげると、クーラー病予防と対策にすごく効果的です。


しっかり運動する事が、最もクーラー病のリスクを下げてくれます。

しかし、運動しても急に心肺機能が高まるわけではありません。

日頃からコンスタントに運動をする習慣を付けていきましょう。

整体で自律神経を整えよう!!

自律神経を整えるには、服装などでの体温調節や体温を上げやすい食事や運動など毎日の生活習慣が大切と言う事は分かって頂けたと思います。

しかし、骨盤・骨格が歪んでいる方の場合は、自律神経を整えるのはなかなか難しくなってきます。

※骨盤・骨格の歪みと自律神経の関係については、こちらのコラムをご参照ください。

なので、しっかり骨盤・骨格を矯正して、体のバランスを整えた上で上記のような対策をすれば、体の不調もかなり改善されます。

クーラー病などで、体に不調を感じている方は、一度整体で骨盤矯正を受けてみてはいかがでしょうか?

気になる方は、お気軽に尾頭橋整体院にご相談下さい。