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マタニティママ整体 2021/03/14

妊娠中に気をつけたい姿勢!!(座り方)

妊娠中は、ホルモンの影響で骨盤を安定させている靭帯が緩くなって、骨盤の関節に負担がかかりやすくなってしまいます。

なので、骨盤の関節への負担を減らすような座り方をすることで、腰痛や骨盤・股関節の痛み、肩コリなどを回避することが出来ます。

【床での楽な座り方】

妊娠中は、あぐらの姿勢が一番負担がかかりにくいです。

よく「骨盤を立てて」と言われますが、妊娠中はお腹の筋肉が働きにくくなっているので、自分の力で骨盤を立てた姿勢を保つのが難しいです。

そこで、役立つのがバスタオルです!!

バスタオルを折りたたんで、お尻の後ろにドアストッパーの様にかませて座っていきます。
※(タオルをたたむ回数で高さが変わるのでちょうど良くなるように調整して下さい。)
そうすることで、
自然に骨盤を立てて座ることが出来るので、腰まわりに余計な力が入らずにとても楽に座ることができます。

さらに、どちらの脚も左右均等に出来るように、適度に脚を組み替えてあぐらをして下さい。

[やめたほうが良い座り方]

最近は、大きなビーズクッションをソファー代わりに使っている方が多いと思います。

ビーズクッションにもたれた姿勢は、骨盤の関節部分に負担が大きく、その姿勢で長時間いると立ち上がる時に、腰が痛くなってしまいます。

さらに、猫背の姿勢になってしまいやすいので、肋骨を圧迫することで呼吸もしにくくなり、お腹に圧がかかって、お腹が張る原因になってしまいます。

なので、ビーズクッションを使って座るのは、やめておきましょう。

【イスでの楽な座り方】

イスに座る時は、出来れば背もたれによりかからない様にするのがベストです。

この時に、あぐらの時と同様に、バスタオルをお尻の後ろにかませると楽に座ることが出来ます。
[注意]イスに浅く座った状態で、背もたれにもたれてしまうと、腰が浮いてしまって腰痛や赤ちゃんのいるお腹のスペースが狭くなってお腹が張る原因にもなってしまうので、絶対にやめましょう。どうしても、背もたれを使いたい場合は、まずイスに深く座ります。

そして、タオルを丸めた物やクッションなどを使って、肩甲骨の下辺りに入れて、背もたれに挟んでもらうと快適に座ることが出来ます。
また、座る時にどうしても行儀よく、膝を閉じたくなってしまいますが、そうすると赤ちゃんの入っている子宮がキュッと狭くなってしまいます。

なので、子宮を締め付けないように、膝は開いて座りましょう。
[補足]
また、ソファーや車で座る時に、よくあるのですが、膝の高さより腰が低くなってしまうことがあります。

その状態で座ってしまうと、お腹に負担が大きくなってしまいます。

その場合、お尻の下にクッションやバスタオルなどを敷いて、膝よりも腰が下に下がらないようにしましょう。

 

妊娠中は、赤ちゃんの成長に伴って、姿勢が変化していきます。
徐々に変化していくので、姿勢が変わったことを自覚しづらく、そのまま生活していると腰痛や肩コリなど不快症状が出やすくなってしまいます。

また、妊娠中の骨盤は、通常よりもデリケートな時期なので、普段の姿勢を見直して、丁寧な生活を心がけるようにしましょう。
そうすることで、トラブルも少なく過ごして頂けると思います。

とても快適に過ごすことが出来るのでぜひ実践してください。

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