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股の辺りがズキズキ痛い…これは恥骨痛?
出産直後は体中が痛くて辛い日々を送られるママさんですが、その中で産後1~2週間ほど経った時にふと股の辺りに痛みを感じるママさんも少なくないと思います。
なかには歩く度に激痛が走ったり、寝ているだけで痛みを感じるというママさんもいらっしゃいます。
デリケートな部分のため、早めに改善することが大切です。
こんにちは!尾頭橋整体院 名古屋北院 院長石澤です。
今回は産後の『恥骨痛』についてです。
そもそも恥骨痛とはどんな症状?
恥骨痛と言われる痛みはどの辺りが痛くなるのでしょう?
それは、股あたりの恥骨に現れる痛みのことです。
ただ、恥骨自体が痛むのではなく、左右にある恥骨を結ぶ軟骨である「恥骨結合」部が妊娠中や出産時に広がることにより恥骨部分が開き、その状態が続いていると骨盤(恥骨周辺)についている筋肉や靭帯が余計に引っ張られる為、歩行や寝起き、寝返り等の動きの時に痛みがでたりします。
恥骨痛の原因は?
恥骨痛の多くは妊娠中だけでなく産後も続くママさんも多いようです。それはなぜでしょう?
出産時には赤ちゃんが産道を通りやすくするために骨盤が開き、それにより恥骨結合部分が伸びたり捻じれたりすることによって恥骨痛につながります。
特に妊娠前から姿勢が悪かったり、すぐ足を組んだりすることにより骨盤が歪んでいるママさんは恥骨痛を引き起こしやすいです。
産後の骨盤の開きによる恥骨の痛み…はコチラ
出産後の骨盤の開きと歪み…はコチラ
恥骨痛…どう対処したらいいの?
産後は一度広がった骨盤は戻っていない状態のため、広がった恥骨の結合部分を元に戻してあげることで痛みはひいていきます。
産後の恥骨痛の原因である骨盤の歪みや開きは、そのままでは戻るということはありません。
根気強く歪みを治していく必要があります。
まずは骨盤ベルトを着用するようにしましょう。骨盤ベルトは骨盤を安定させる効果があります。
そして信頼の置けるプロの整体院で施術を受けるようにしましょう。
骨盤の歪みが原因になって起こっていることも多いので、骨盤ベルトや整体院を利用して少しずつ歪みを矯正していきましょう。