NEWS お知らせ・コラム
寝違えたら絶対に温めないで!!正しい対処法!
こんにちは!!名古屋市天白区焼山にある、尾頭橋整体院 天白植田院 院長の藤田です。
朝起きた時、首に激痛が走り、首を動かすことが出来なくなっていたなんて経験ありませんか。
この状態が『寝違え』です。
寝違えの症状
特に、冬になって寒くなってくると筋肉がこわばり寝違えてしまう方が多くなります。
大半のケースは、朝の起床時に症状がでます。
症状は基本的に「首が動かない」「腕が上がらない」「首や肩が痛む」などで、
一口に『寝違え』と言っても、首・肩の辺りに少し痛みを感じる程度の場合から激痛で首がまったく動かない場合など、様々です。
寝違えの原因
『寝違え』は、首や背中などへ不自然な力が加わり炎症が起きる症状です。
正式名称は『頚椎捻挫』と言います。
起床時に気付くケースが大半で、多くは首を変な角度にして寝ていた事が原因です。
ただ筋肉が張ったり痛めたりして動かせなくなるのではなく、
そのほとんどは、頚椎が歪んでまわりの筋肉が張ったり、炎症してしまい痛みで首が動かせなくなってしまいます。
人は普段、睡眠時には身体に負担がかからない体勢を自然ととる為、「寝返り」をします。
しかし、酔っ払っていたり、精神的ストレス、内臓の不調などで身体が疲労していると、うまく寝返りができません。
そうすると、朝まで不自然で負担の大きい姿勢を続けてしまい、首や背中へのダメージが大きくなってしまいます。
それが原因で炎症してしまい『寝違え』となってしまうのです。
さらに、頚椎は横から見ると本来少しカーブしているのですが・・・
スマホやタブレット・PCなどの使用で、長時間前のめりの体勢が続くと、骨の形がまっすぐになる「ストレートネック」と言う状態になってしまいます。
これも、寝違えを起こしやすい原因となってしまいます。
※枕が高すぎると、寝違えになりやすいので枕を一度見直してみるのも一つの手です。
※こちらのコラムも参考にして下さい
安易に温めないで
痛みやコリがあると温めれば筋肉がほぐれて改善すると思っている方もいると思いますが・・・
実は違うんです!!
慢性的な肩こりや腰痛などは、温めたほうが良いのですが、
『寝違え』などの急に痛みが出るような、急性の場合は筋肉が炎症しているので、まず冷やしましょう。
筋肉が炎症しているのに、温めてしまうと炎症が広がり、痛みが広がったり強くなったりしてしまいます。
分かりやすく言うと、火を消すのに水をかけずに油を注いでいる様な状態です。
正しい対処法!!
寝違えると、炎症が起きているので、まずは冷やしましょう。
痛みがある患部を「アイシング(氷で冷やすこと)」が有効です。
15分ほど冷やしたら、インターバルを10分くらいあけて、また冷やす。これを3回くらい繰り返しましょう。
市販の冷湿布でも効果があるので良いでしょう。
先程も書きましたが暖めてしまうと、炎症が広がるので要注意です。
お風呂は、しばらくは湯船に浸からずシャワーで済ませるようにしましょう。
ストレッチしたりや無理やり動かしてしまうと、炎症が広がってしまうので痛めてすぐは安静にしていましょう。
無理やり動かすと、悪化する可能性があるので気をつけて下さい。
痛みが引いてきたら・・・
痛みが引いたら、炎症も治まっているので、次は暖めて筋肉の血行を良くしてあげましょう!!
血流を良くすることで、老廃物や発痛物質を流してくれます。
ストレッチをしたり、お風呂も湯船に浸かってゆっくり温めてあげて下さい。
軽い寝違えの場合は、時間とともに治っていくので甘く考えがちですが、頚椎が歪んでしまっている場合などは、癖になって頻繁に寝違えたりする方もいます。
そのまま放っておくと、肩こりだけでなく腰痛など他にも影響が出てしまう事もあります。
ひどい場合シビレなども出たりと体全体に発展していく心配もあるのです。
そうならない為にも、整体で骨盤・骨格を矯正して頚椎の歪みを整えてあげましょう。
矯正をしっかりして骨格から整えてあげることで姿勢も良くなり、『寝違え』を起こしにくい身体になります。
軽度でもクセになってしまうと毎月のように寝違えてしまうという方もいるので、整体でしっかり骨格を整える事をオススメします。
※痛みが長期間続く場合は、他の病気が隠れているかもしれないので病院でしっかり検査をしてもらいましょう。