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四十肩・五十肩はテーブルを使って可動域アップ!!
こんにちは!!名古屋市天白区焼山にある、尾頭橋整体院 天白植田院 院長の藤田です。
前に、書いた『四十肩・五十肩に効果的なのは、お辞儀!?』というコラムでお教えした、四十肩・五十肩に有効な運動の続きです。
※四十肩・五十肩についてのコラムはこちら
今回は、前に伝えた運動より更に肩関節の可動域を大きくするストレッチを紹介します。
炎症している時は動かさないで!!
前回と同じく、痛みが強い時期(じっとしていても痛みがある時期)は、炎症をしているので、無理に動かさない方が良いです。
炎症している時に、無理やり動かすと余計に炎症が増して、痛みが治まりにくくなってしまいます。
炎症が、落ち着けば痛みが徐々に減っていきます。
そのタイミングで動かすよにしてあげれば、四十肩・五十肩も落ち着いていきます。
テーブルを使った四十肩・五十肩のストレッチ
痛みが強い場合は、すぐに中止して下さい!!
痛みのあまり出ない範囲でストレッチを行いましょう。
【肩甲骨と背骨のストレッチ】
肩関節の可動域を大きくするには、肩甲骨と背骨の動きも重要です。
そこで、肩甲骨と背骨を動かすストレッチを行いましょう。
①椅子に座り、両腕を肩幅に広げ、両腕の肘から手のひらをテーブルに置きます。
②みぞおちを後ろに引くように背中を丸めていきます。
この時に肩甲骨が背骨から離れていくように意識して行いましょう。
③次に、みぞおちを前に出すように胸を張っていきます。
この時に肩甲骨が背骨に近づくように意識して行いましょう。
この動きをゆっくり10回繰り返します。一日に2~3セット行って下さい。
【肩の可動域を大きくするストレッチ】
肩甲骨と背骨を動かして肩周りが動かしやすくなったので、次に腕が上がるようにする為に、肩の可動域を大きくするストレッチを行います。
①椅子に座り、両腕を肩幅に広げ、両手のひらをテーブルの上に敷いたタオルの上に置きます。
②タオルをすべらせるようにして、ゆっくりと前に腕を伸ばしていきます。
痛みの出ない範囲で伸ばした後、元の位置に戻していきましょう。
※出来る場合は、身体を少し前に倒して、もう少し腕を伸ばして行きましょう。
この動きをゆっくり10回繰り返します。一日に2~3セット行って下さい。
この動きは、腕を上げているわけではありませんが、脇が少しずつ開いていく形になるので、肩関節の状態が腕を上げた時のような形になってくれます。
《無理せず徐々に時間を増やして継続》
キツイ場合は、時間や回数を調節して無理せず行うようにしてください。
いずれの運動も、痛みがあるときは無理をしないことが大切です。
ゆっくりと、身体が力まない様に、呼吸を続けながら行ってください。
楽になった・軽くなったからといって直ぐに止めず、予防としても効果があるのでしばらく続けて行いましょう。
※動かしている時に強い痛みが出た場合は、速やかに中止してください。