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骨盤を締めると痩せるの?
こんにちは!
名古屋市北区平安通にある尾頭橋整体名古屋北院 院長の石澤です!
産後は、妊娠中についたお腹周りの脂肪がなかなか落ちなくて、妊娠前には履けたズボンが入らなかったり、身体の不調や不快症状が出やすくなったりして悩まれてる産後ママさんも少なくないと思います。
これは骨盤の開きが原因のひとつといわれていますが、ではいったい、開いてしまった骨盤をどうやって締めたら良いのでしょうか。
産後に骨盤はどう変化するのでしょうか?
骨盤は、妊娠から分娩を通じて大きく変化していきます。
妊娠後期は、赤ちゃんが産道を通りやすくするために、骨盤にある靭帯を緩めて、骨盤を開きやすくする『リラキシン』というホルモンが特に分泌され、骨盤の靭帯や関節を緩めます。骨盤が緩んだところに赤ちゃんの重み(子宮)がのしかかり、経腟分娩であれば赤ちゃんが実際に骨盤の間を通ることで、産後は骨盤が開き切った状態になります。
骨盤が歪んでいると…
下記のような影響が体に表れていきます。
◎恥骨痛や尾骨痛
◎腰痛
◎股関節痛
◎脂肪の燃焼が悪くなり、皮下脂肪がつきやすくなる
◎開いた骨盤の中に内蔵が下がってくるので代謝が悪くなり、痩せにくい体質になる
◎血流が悪くなる
◎骨盤に下がってきた内臓により下腹が出てくる
◎むくみ・冷え・婦人科系のトラブルが起きやすくなる
産後に骨盤を締めると効果はあるの?
産後に骨盤を締めると、体の不調や崩れた体型を改善するにのに大変効果的です。
身体が本来の働きを取り戻すことで、身体に余計な負荷などかからなくなり、不調だったものが次々と解消されて、良い循環が生まれます。
内臓が元の位置に戻ることで栄養が吸収されやすくなり、血行が促進されることで基礎代謝が上がって冷えやむくみの解消につながります。また、脂肪が燃焼しやすい状態になって、痩せやすい身体になる効果も期待できます。
開いた骨盤は、放っておくと歪んだ状態のままで固定されてしまいます。
産後6ヶ月頃までは、『リラキシン』の影響で骨盤はまだ緩く、正しい位置に戻しやすい状態です。
産後の脂肪も筋肉質ではなく燃焼しやすい状態ですので、体調をみながら早めのケアを行う事をおススメします。
産後に骨盤を締めるにはどうしたら?
骨盤矯正椅子などを活用するのも一つの方法ですが、お身体の骨格や状態は一人ひとり違いますので、残念ながらしっかりと改善するには難しいと思います。
先ずは、プロの治療家にお任せした方がいいでしょう。プロが施術すると一度で効果を感じやすいですし、一人ひとりの身体の状態に合わせて施術を致します。
産後に骨盤を締めて体調も体型もケアしましょう
また、産後だけでなく日常の姿勢でも骨盤は歪みやすく、座るときに足を組むことや、左右のどちらかだけで抱っこし続けていることも影響します。
産後に限らず、継続的に歪みを意識してケアしていきましょう。