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妊娠中によくあるママの悩み「むくみ・しびれ」
こんにちは!!名古屋市天白区の植田一本松にある、尾頭橋整体院 天白植田院 院長の藤田です。
妊娠中によく出てくる不調に「むくみ・しびれ」があります。
ほとんどの妊婦さんが経験すると思うのですが、なぜ妊娠中に「むくみ・シビレ」が出てしまうのか解説していきます。
そもそもなぜ「むくみ」が起こるのか?
まず、女性は男性に比べて元々脚がむくみやすくなっています。
理由は、男性と比べて筋肉量が少ない事が要因です。
心臓から出た血液が下半身へと栄養を循環して、下半身から心臓に血液を戻す力は、足の筋肉(ふくらはぎ)が動くことで補っています。
足の筋肉(ふくらはぎ)を日常的に上手く使う(動かす)ことが出来ていれば、下半身の血液を心臓に上手く送れて、血液循環が滞ることは無いので「むくみ」が出ることは無いでしょう。
しかし、長時間のデスクワークや運動不足が原因で足の筋肉(ふくらはぎ)を使えていない方が多いので「むくみ」が起きてしまうのです。
妊娠中のママの「むくみ」
妊娠中期頃になってくるとお腹は大きくなってきて、子宮が少しずつ下がってきます。
下がってきた子宮は、鼠径部(ビキニライン)を圧迫してしまいます。
鼠径部(ビキニライン)にある鼠経靭帯の下には、上半身と下半身をつないでいる太い血管(大腿動脈・静脈)や神経などがあるのですが・・・
妊娠中は、大きくなったお腹が下へ下がってくることで大腿動脈・静脈を圧迫して血行が悪くなってしまいます。
太い血管がお腹に圧迫され、下半身の血液が心臓に戻りにくくなってしまうのが、「むくみ」の大きな原因なのです。
更に女性の筋肉量の少なさや運動量の減少も加わって下半身の血液循環の不良が起きやすい状態になっているのも「むくみ」の原因となってしまっています。
妊娠中のママの「しびれ」
妊娠中のママや産後ママからよく坐骨神経痛のような「しびれ」があるとの訴えがあります。
大きくなったお腹が下へ下がってくることで、鼠径部の神経を圧迫してしまう事も原因の一つですが・・・
しびれの原因は、神経だけでは無いのです!!
健康診断や病院に行った時に血圧計で血圧を測ったことがあると思いますが、腕に圧が加わるとしびれますよね。
それは、神経の圧迫によって起きたものではなく、血圧を測るために血管を圧迫した事によって筋肉に酸素がいかなくなり、一時的な筋肉の酸素欠乏によって起こるしびれです。
長時間正座して脚がしびれるのも、実は同じ理由です。
妊娠中は、子宮が下がり太い血管(大腿動脈・静脈)が圧迫され血行不良が起こるので、脚がしびれてしまうことがあります。
静脈は血管が薄い??
心臓から全身に送り出された血液が流れる動脈は、太くて血管の壁が厚くなっています。
それに対して心臓に戻ってくる、静脈は細くて血管の壁が薄くなっています。
薄い血管の静脈は、動脈に比べると圧迫の影響を大きく受けていまいます。
この血管の厚さの違いで下半身から心臓へ血液を戻す方が困難が大きく、これも「むくみ・しびれ」の大きな要因になっています。
妊娠中のママによくある「下腿静脈瘤」(脚に起きる静脈の血栓)や「こむら返り」も子宮が下がって鼠径部で血管を圧迫していることが原因になります。
プレママ整体では大腿動脈・静脈の圧迫を減らします
プレママ整体では、身体のバランスを整えるのはもちろん、下がってしまった子宮を正しい位置に戻していきます。
そうすることで、大腿動脈・静脈の圧迫を減らす事が出来ます!!
プレママ整体を受けた方からは・・・
脚のむくみ・しびれが解消できた。
寝ている時に足がつる(こむら返り)がなくなった。
睡眠が十分にとれぐっすり眠れるようになった。
などのご感想をいただいています。
プレママ整体を受けた方の中には、直後に脚が軽くなったり、「しびれ」が無くなった方も多くいます。
安定期の16週~35週までプレママ整体は受けることが可能です!!
妊娠中のむくみ・しびれなど不調に悩まれている方は、一度尾頭橋整体院のプレママ整体を受けてみてはいかがでしょうか!!